子どもの主体性を伸ばす指導

ビジャレアルで12年間育成の場にたっていた佐伯夕利子さんと元サッカー選手の中澤佑二さん、中村憲剛さんがスポーツにおける子どもの指導をテーマに対談をしている番組をみました。

対談コーナーが始まり、急いで録画を撮ったものを3回程見直して、凄く勉強になったつもりではいたけど、ダンス教室に興味をもった娘に早速ガミガミと小言を言ってしまった。

スポーツだけではなく教育の現場でも学習指導要領の改定で「主体的・対話的で深い学び」がポイントのひとつになり、

「学んだことを理解できているか」

から

「習得した知識をもとに自分で考え、表現したり判断したりできるか」

が評価されるようにかわる。


失敗を指摘するのではなく温かく見守る。予想外の行動とったとしても否定せず個性を受け入れる。子どもが自分で考え、判断し、責任をもって行動できるようになる為に、佐伯さんの以下の言葉を胸に止め生活していこうと思う。



・信じているよと送り出せば選手は主体的になる。
・苦手な部分を指摘するのではなく、聞き出す。ここが苦手なんだという所まで辿り着ける対話をするのが大人の仕事
・一方的に情報を与え、それを体現させるだけでは、自分で物事を考え判断できる自立した選手にならない。
・主語を「私」から「選手」にかえることで、教えるという概念から、学ぶ環境を作るにかわり、選手がより豊かな環境で成長していく。